大学病院で腰椎椎間板ヘルニアとの診断を受けるが、手術を行うほどではないとの判断で、リハビリに加え、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤、ビタミンB12及びEなどのビタミン剤の処方を受け服用を続けるが一向に改善されず―。
病院のリハビリでは効果がないので、仕方なく、町田、八王子、相模原の整体院、カイロ院、鍼灸院、接骨院、マッサージなどを転々とする―。
どこに行っても「ヘルニアなら通院してください」と言われ、しばらく通院したが改善されず―。
「いい加減な対応ばかりで…」と、各地の治療院の対応に憤慨しながらも、「何とかしてください…」とおいでに。
つらい首痛、肩こりに加え、長年の股関節痛、膝痛などでご利用に―。
当院では、それぞれの症状の原因を確認してから施術に入りますが、この方は、重心及び左右バランスの偏重、また、強度の猫背がありました。
そのため、全身のバランス調整、また、猫背矯正などを行って、こうした偏重を改善させると、肩こり、首痛は容易に改善できました。
股関節痛、膝痛は、筋肉や関節の損傷もなく、左右の足の長さや下肢帯のアライメント(不正列)調整で容易に改善できました。
また、食事中によく舌を噛むとおっしやるので、ついでに顔の歪みも改善へ―。
妹さんは骨盤矯正に加え、肩こり、顎関節痛、O脚なども気になるというので、説明を加えながら順次改善へ。
O脚については、筋肉のバランスの悪さなどの問題もあり、ご自宅でのリハビリ法などアドバイスも加える。
お姉さんは骨盤矯正を行うとすぐに「ヒップアップしたようだ」と喜ばれる。
さらに、気になるという諸症状も改善へ。
お二人とも難なく改善でき、笑顔でお帰りに―。
疲労時、生理時などに無理な運動を行ったために骨盤が歪み、股関節の可動域が大幅に低下し開脚制限に―。
整形外科では骨には異常がないとの診断から湿布と消炎鎮痛剤の処方―。
それでは改善されずに、近所の接骨院、整体院にも通院したが、電気治療やマッサージを繰り返すばかりで改善されなかったという。
かなり心配だったようで、暗い表情でおいでになられましたが、骨盤矯正で改善させると、すぐに笑顔に―。
肩こり、腰痛をはじめとした全身疲労及び各部の痛みで、都内の病院をはじめ、新宿、四谷を中心に、鍼灸、接骨、整体、カイロプラクティック、気功、リンパマッサージと多くの治療を重ねてきた方。各所で、週に3~4回の治療を繰り返してきたという。
新宿の鍼灸院で、肩に刺した針が肺に刺入する重症を負い1ヶ月入院。以降、ご紹介で当院へ。
お二人ともに疲労時に全身症状でご利用になられます。
奥さんは運動不足で筋力が低下して疲れやすく、首痛などが我慢できなくなるとおいでに。また、ご主人は仕事の無理が重なり全身がガチガチの状態でのご利用です。
ご主人は出張が多く、移動の際に座位で過ごす時間が長いせいか、坐骨神経痛(臀部の筋肉による絞厄性の坐骨神経痛)が頻発するようです。
お二人ともリラクゼーションがお好みなので、心地よい施術を主にして改善を進めます。
近年は、産後に産後骨盤矯正を行わなければならないような風潮がありますが、すべての方が産後に骨盤矯正を行う必要はありません。
当院では、産後骨盤矯正は、
①産後に腰痛がひどくて仰向けで寝られない―
②産後に椅子に座るとシッポの骨(尾骨)が座面に当たって痛む(椅子、ベンチなどに座れない)―
③妊娠前のズボンが入らない―
④産後に、背中の痛みが、または、坐骨神経痛で臀部や脚に痛みやしびれが出て―
といったお悩みが続く方におすすめしています。
産後に骨盤がゆるむのは自然な姿です。
骨盤がゆるむことで呼吸が大きくなりますが、このことは育児中のストレス軽減につながります。
半年前に出産し、産後の骨盤矯正をお願いしたいとおいでに。
普段は、長時間のデスクワーク、また、家事、育児に伴う全身疲労、また、腰痛、膝痛などで年に数回ご利用になられます。
この日は「一週間ほど前から首が痛くて首が動かない・・・」と、また、便秘も続いてつらいとおっしゃる。
産後骨盤矯正を終了後、首痛(寝違え)を治し、便秘への対応を行いました。
整体、カイロプラクティックでは、顎関節は、顎(口)を動かす関節としてばかりではなく、平衡感覚を捉えるための補助器官とも考えられています。
顎関節は平衡覚の補助器官ですので、体が歪めば顎関節も歪むと考えます。
また、片噛み、歯ぎしりなどが原因で顎関節が歪めば顎関節痛が起こります。
食事中に舌や唇を噛む、さらに、エラの広がり(顔の広がり)もこれに関連します。
体の歪み、顎関節の状態、顎関節周囲の筋肉の状態などから、顎関節痛の原因と改善策を考えます。
関節に損傷があれば治りませんが、改善できるケースが多いのも顎関節痛の特徴です。
頭痛について
慢性的な頭痛の多くは、病院で検査をしても異常が見つからないために、緊張性頭痛、片頭痛等として扱われ、消炎鎮痛剤などを処方されますが、薬の長期連用のために、さらに頭痛が複雑化するケースも多くなります。
長期にわたる薬の連用は、痛みの調節器官が失調してコントロールがきかなくなるため、痛みを感じる閾値が低下して頭痛を誘発します。
単純な緊張性頭痛の原因も複雑化してしまいます。
一方で、食品添加物、アルコール、カフェインなど、直接血管に作用し頭痛を誘発する物質に過敏になるほか、ストレス、ホルモン、運動、気圧、気温、湿度といった環境因子にも反応し、頭痛が起こりやすくなります。
当院では、こうした点も踏まえて頭痛の原因を探り改善を図ります。
頚部の状態、後頭部の状態、猫背、巻き肩、体の歪み、また、こうした状態に関連する筋肉の緊張の状態、神経の絞厄状況などから頭痛の原因をさぐり改善させます。
小中学生の猫背、また、脊柱側湾でのご利用は多いです。
原因によりますが、お子さんの場合は、構造的な奇形、変形等がなければ概ね改善できます。施術に痛み、不快感はありません。
猫背は、頭痛、肩こり、腰痛など、原因不明の不調の原因にもなります。猫背を治すと内臓の神経系も活発化し、また、呼吸も深くなるせいか、精神的に安定する方も多いです。
また、体の歪みが身長の伸び悩みの原因になっているお子さんも多いです。
お写真及び症状等への解説等は、全て患者様ご本人の許可を得て掲載させて頂いております。