小学生の猫背、また、脊柱側湾でのご利用は多いです。
原因によりますが、お子様の場合は、構造的な奇形、変形などがなければ概ね改善できます。施術に痛みはともないません。
猫背は、頭痛、肩こり、腰痛などの原因にもなります。また、猫背を改善すると内臓の神経系も活発化し、呼吸も深くなるせいか精神的に安定するお子様も多いです。
身長の伸び悩みの原因は、総じて睡眠不足が多いように見受けられますが、体の歪みが原因になっているお子様も多いです。
子供の身長を伸ばしたい
「子供の背を伸ばすよい方法はありませんか?」といったご質問は多いです。
身長の伸びは生涯続くものではなく、思春期の終わりとともに終了します。
思春期まで、骨には、骨の長さを伸ばすために骨を作り続ける増殖細胞が存在しますが、思春期の終わりとともにその増殖細胞が消失して身長の伸びが止まるという仕組みです。
骨の増殖細胞(骨芽細胞)は、骨の端の部分に、横から見て直線上に密集して存在することから、解剖学的に「骨端線」と呼ばれています。骨端線の有無はレントゲンで確認できます。
また、身長の伸びが止まったかどうかを血液検査で追認することがありますが、これは骨が増殖する際の化学反応で発生する骨由来のアルカリホスターゼ(ALP)という酵素の濃度をチェックするものです。
最終身長の判定には、骨端線の消失、過去1年間(または6ヶ月間)の身長の伸び、ALP値が重要になります。
身長を伸ばすためには、思春期までの取り組みが重要になります。
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