この方は、仕事中にぎっくり腰で動けなくなり、会社近くの整形外科へ。
整形外科では、レントゲン検査で骨に異常なしとの診断から、痛み止め(ロキソニン)と湿布を処方されて帰宅―。薬を服用したが痛みがひかずに、翌日は仕事を欠勤―。
整形外科では治らないのかと、近所の接骨院を受診したところ、「ぎっくり腰ですか…」と、腰部への電気治療、その後に指圧マッサージをされて、帰宅後に腰痛が悪化―。
接骨院もダメかと今度は整体院を受診。「背中や腰が硬いですね…」と、背中や腰を中心に施術を受けて腰痛がさらに悪化し身動きできない状態に―。
心配した友人の紹介でと当院へ。
ぎっくり腰は、腰背部の靭帯の捻挫(挫傷)、または、関節の歪みが原因です。
多くは、関節の歪みを放っておいたために起こる、動作時の腰背部の靭帯の捻挫が痛みの原因となり、強い痛みのために身動きできない状態になります。
関節の歪みが痛みの原因となる程度の軽度のぎっくり腰は容易に改善できますが、これが悪化した捻挫による中等度以上のぎっくり腰は安静を要します。
中等度以上のぎっくり腰では受傷直後の急性期は安静臥床が必要です。
たとえ治療のためでも、動けば悪化しますので、病院等への受診は控えたほうが無難です。ただし、骨折、腰椎椎間板ヘルニアなどの重篤な疾患が疑われる場合は整形外科への受診が必要です。
もちろん、患部への施術は禁忌です。
一方で、捻挫が治っても、関節の歪みが残れば、動作時の痛みが長引き、また、ぎっくり腰も再発しやすくなります。
この方の場合、ぎっくり腰の原因は、膝及び腰部の関節の歪みでしたので、股関節を含む下肢のアライメントと骨盤部周りを調整して腰部への負担を取り除くと腰痛は大幅に改善できました。
あとは安静にしていただければ近日中に患部が修復されますので、通院は不要になります。
連日の通院では患部の回復が遅れます。
捻挫の回復期に無理をして動けば、痛みが再発及び悪化してしまいます。
ぎっくり腰の改善に際しては、急性期の安静と、回復期の慎重さが大切になります。
お写真及び症状等への解説等は、全て患者様ご本人の許可を得て掲載させて頂いております。
相模原整体・カイロ・マッサージ
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